キバナノアマナ【植物検索・撮れたてドットコム】

キバナノアマナ

Gagea lutea
キバナノアマナ属
ENG=ユリ科 Liliaceae
APG=ユリ科 Liliaceae

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【カレンダー・草木暦2024】

いがりまさし作品集


キバナノアマナ 2012年4月30日 北海道旭川市

【漢字名】黄花の甘菜
【花期】3 5月 【分布】北海道・本州・四国 【草丈】足首 すね
【環境】人里・田畑,山地・低山,森林・林縁,原野・草原


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フォトエッセイ(野の花365日のキバナノアマナより)
植物との出逢いには,それぞれの思いがあるが,私にとって原体験とも言うべき一連の出逢いがある。
それは,22歳の早春の頃,青春18切符で各駅停車を乗り継いで豊橋から稚内まで行った時のことである。1泊目は信州中野の,2泊目は秋田の友人。3泊目は夜行の青函連絡船,4泊目は函館-札幌の夜行列車,5泊目は旭川駅というプランだった。われながらうまく各駅停車だけを乗り継いでいったものである。
このときのことは細かいことまで鮮明に覚えていて,長野では,泊めてもらった大学の先輩の下宿から,自転車を借りて最寄の駅まで行った。少し早めに出て,中野の郊外の里山を歩いた。
田の縁にある柿の木の根元に,ヒメオドリコソウに混じって咲いていたのがこのキバナノアマナである。
このあと,新潟や北海道で生まれて初めて見る雪国の早春の植物の饗宴を味わって,それがのちのち自分の人生に大きな影響を及ぼすことになろうとは夢にも思っていなかったが,今おもえば,このときのキバナノアマナがその端緒だった。

【ひとくちメモ】
キバナノアマナの分布は雪国に多いが,ヒメアマナは太平洋側にも自生地がある。

【見わけ方】
アマナの名がつくが,白い花を咲かせるアマナやヒロハノアマナとは少し遠縁になる。同じGagea属には,ヒメアマナやエゾヒメアマナがあるが,いずれも稀な種で普通に見られるものはまずキバナノアマナ。ほかの2種は葉が糸のように細く繊細。

キバナノアマナと同じ属の仲間(キバナノアマナ属)
ヒメアマナ
 
キバナノアマナと同じ科の仲間(ユリ科)
ヤブカンゾウ
  タカサゴユリ
  ヤブラン
  ムスカリ
  ジャノヒゲ
  ツルボ
  サルトリイバラ
  ホウチャクソウ
  チゴユリ
  ショウジョウバカマ
  ノカンゾウ
  ウバユリ
  オオウバユリ
  オニユリ
  オオバジャノヒゲ
  ヤマホトトギス
  エンレイソウ
  ネバリノギラン
  アサツキ
  ヤマラッキョウ
  ギョウジャニンニク
  シライトソウ
  カタクリ
  ツクシショウジョウバカマ
  エゾキスゲ
  ニッコウキスゲ
  コバギボウシ
  ヤマユリ
  ササユリ
  コオニユリ
  スカシユリ
  エゾスカシユリ
  マイヅルソウ
  キンコウカ
  クルマバツクバネソウ
  ヒメイズイ
  オオバタケシマラン
  タケシマラン
  ヤマジノホトトギス
  タマガワホトトギス
  オオバナノエンレイソウ
  ミヤマエンレイソウ
  アマナ
  アオヤギソウ
  シュロソウ
  ヒメニラ
  オオチゴユリ
  ホソバナコバイモ
  クロユリ
  ミノコバイモ
  アワコバイモ
  コシノコバイモ
  トサコバイモ
  イワギボウシ
  ミズギボウシ
  テッポウユリ
  クルマユリ
  ヤマトユキザサ
  ヒロハユキザサ
  イワショウブ
  チャボホトトギス
  ヒロハノアマナ
  ヒメエゾネギ
  イズモコバイモ
  ヒメショウジョウバカマ
  オゼソウ
 

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