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5月8日[今日の暦]

 
   コウボウムギ (カヤツリグサ科) Carex kobomugi

普通は海岸の砂地に生えるが,沿海州ではハンカ湖という中国と接する大きな湖の湖畔にも生えていた。
案内してくれたロシア人のスゲ属の専門家K氏は,いつもは学名で植物の名前を教えてくれるのに,なんとこの植物については「コウボウムギ」と和名を口にするのである。
どうして和名を知っているのかと思って不可思議に思ったが,実は,この植物の学名はCarex kobomugiだった。彼は和名を口にしたつもりではなく,いつもどおり学名で名前を教えてくれたのである。
沿海州でも海岸以外でコウボウムギが見られるのはハンカ湖のまわりだけだそうである。
太古,この湖が海とつながっていた時代から,コウボウムギはこの湖畔に生えていたということだろうか。

【見わけ方】
名前のよく似たコウボウシバも,同じカヤツリグサ科スゲ属の植物で,同じような海岸の砂地に生える。コウボウムギは雌雄異株で,ひとつの茎にひとつの花序がつくが,コウボウシバは雌雄同株で,ひとつの茎に雄花序と雌花序がつく。写真のコウボウムギは雄株。茶色いものが雄花である。雌花序は緑色をしている。

2000年4月21日 愛知県渥美町
ペンタックスZ-1P  FA★ズーム28~7ミリF2.8 f8 絞り優先オート(-0.3) フジクローム・プロビア100


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