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| スイバ (タデ科) Rumex acetosa |
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| スイバに花が咲くのは,春も終わりごろである。春の花としては比較的長い茎の先に,赤茶けた目立たない花をもさもさと咲かせる。 冬の間は,ロゼット葉を地面にぴったりつけて寒さをしのいでいる。少し暖かい日がつづくと葉を地面からもたげ,その色も鉛の入ったような渋い赤から,やわらかいグリーンへと明るくなる。 しかし,そんな頃もまだ寒の戻りはある。春の淡雪に埋もれる日もあれば,もたげた葉の先が霜に縁どられることもある。 しかし,それもつかの間,日があたれば春の遅霜は瞬く間に蒸発してしまう。日中は明け方の冷え込みがうそのようなぽかぽかした陽気になった。 【見わけ方】よく似たものにギシギシがある。花や実があれば,ギシギシの花序は緑色で雌雄同株なのに対して,スイバは赤褐色で雌雄異株なので簡単に識別できる。 冬場のロゼットでは,スイバは赤味を帯びやすく縁があまり波うたないが,ギシギシは緑色のままのことが多く,縁が激しく波うつ。 詳しくはギシギシの仲間(会員のみ)へ。 【ひとくちメモ】スカンポの名で親しまれていることが多い。イタドリも同じ名で呼ばれることがあるが,いずれも茎をかじってあまずっぱい味を子供が楽しんだことから来ている名である。飽食の時代には昔語りの名になった。 |
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2003年3月13日 愛知県豊橋市
キャノンEOS-1Ds タムロンSP90mmF2.8 f4.56 絞り優先オート(+ 0.33) 1/ 49秒 ISO100 AWB sRGB |
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