イワウチワ【植物検索・撮れたてドットコム】

イワウチワ

Shortia uniflora var. orbicularis
イワウチワ属
ENG=イワウメ科 Diapensiaceae
APG=

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イワウチワは,山地の半陰地の岩場に生える多年草。
広義のイワウチワは3つの変種にわけられるが,本変種は北陸から近畿地方に分布するもので,葉の基部が円形〜くさび形,時にわずかに心形になるもの。東北の太平洋側から関東地方に生えるコイワウチワは,葉の基部が深く心形になり,葉の長さより幅が広い点で識別されている。
広義のイワウチワは3種の変種にわけるのが以前から変わらないが,Flora of Japan IIIa-1では従来の説に少し修正が加わり,すっきりした分類になっているので,本サイトもそれに従っている。
学名に変更はないが,各変種の認識に多少の修正がある。ともなってどの和名をあてるかに変更があるので注意が必要。
以下に簡略化した検索表を示す。
A:葉の基部は心形
/B:葉は大きく長さと幅がほぼ同じ・・・オオイワウチワ
/B:葉は小さく長さより幅が広い・・・コイワウチワ
A:葉の基部は円形〜くさび形,時にわずかに心形・・・イワウチワ

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イワウチワ 1996年5月11日 三重県藤原岳

【漢字名】岩団扇 【別名】トクワカソウ
【花期】4〜5月 【分布】本州(関東,中部,近畿,中国) 【草丈】足首以下〜足首
【環境】山地・低山,森林・林縁,岩場・礫地


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イワウチワ 落葉樹林の下におもちゃ箱をぶちまけたように群生していた。花期が短くこのようないい状態に出会えることはなかなかない 1994年4月26日 福井県敦賀半島


イワウチワ 葉の基部がくさび形の典型的群落 1994年4月26日 福井県敦賀半島

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フォトエッセイ(野の花365日のイワウチワより)
春の花の多くは,少し花期を逃すと傷んでしまって写真にならないが,このイワウチワはその中でも最右翼といったところではないだろうか。咲いているところに出くわしても,よく見るとたいていは少し傷んでいてアップにするとそれが目立ってしまう。
雪国の落葉樹林に多いが,どちらかといえば尾根筋に生える植物で,岩っぽい稜線などでよく見かける。
葉は,越冬し光沢があり,この形が「うちわ」に似ているというのでこの名がある。

【見わけ方】
葉の基部が円形からくさび形になるものを変種トクワカソウとする説もあるが,最近の見解では,以下のように分類するのが有力になっている。
太平洋側に生え,小型で葉の長さよりも幅が広い。葉の基部は心形...コイワウチワ var. kantoensis
日本海側に生え,大型で葉の幅より長さの方が長い。葉の基部は心形...オオイワウチワ var.uniflora
主に西日本に生え,葉の基部は円形〜くさび形。時に浅い心形...イワウチワ var. orbicularis

イワウチワと同じ属の仲間(イワウチワ属)
オオイワウチワ
  コイワウチワ
 
イワウチワと同じ科の仲間(イワウメ科)
イワカガミ
  オオイワカガミ
  イワウメ
  ヤマイワカガミ
  ヤクシマヒメイワカガミ
 

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