イタドリ【植物検索・撮れたてドットコム】

イタドリ

Reynoutria japonica
イタドリ属
ENG=タデ科 Polygonaceae
APG=タデ科 Polygonaceae

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イタドリは,人里から山地まであらゆるところに荒地や崩壊地,また土手などに生える多年草。若い茎はスカンポとして子供のおやつにされた時代もあった。また,四国などでは山菜としてよく利用される。
秋にややクリーム色を帯びた白色の花を咲かせる。雌雄異株。
よく似たオオイタドリは,日本海側や北国に多く,名のとおりイタドリより大型で,葉の基部が心形で葉裏が白い。
イタドリを撮る
【カレンダー・草木暦2024】

いがりまさし作品集


イタドリ 1998年8月24日 山梨県芦安村

【漢字名】虎杖
【花期】7 11月 【分布】北海道・本州・四国・九州 【草丈】すね 背丈以上
【環境】人里・田畑,山地・低山,森林・林縁,河原・渓流,原野・草原


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イタドリ 雄花(長野県根羽村)
イタドリ 春の芽吹きはかつてはスカンポと呼ばれ、子どものおやつになった。 1998年4月12日 愛知県豊橋市

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フォトエッセイ(野の花365日のイタドリより)
大きくて粗こつで,生えるところも道路端の荒地や崩壊地。イタドリにはあまりいい印象を持っている人は多くないかもしれない。しかし,意外に写真に撮ってみると,風景とも組みやすく,初秋の季節感をうまく演出してくれる。アップにしてみても,葉のディティールは変化に富んでいておもしろい。
日本では庭や鉢に植えられているのを見たことはないが,大きな要因はありふれているからなのかもしれない。最初にこの植物の魅力を見出した外国人はシーボルトで,園芸植物としてヨーロッパに紹介した。
しかし,現在ではやっかいな帰化植物になってしまっているそうである。

【見わけ方】
オオイタドリは北方や多雪地帯に多い。大型で葉の基部が心形,裏側が白っぽくなる。

イタドリと同じ属の仲間(イタドリ属)
オオイタドリ
 
イタドリと同じ科の仲間(タデ科)
ミズヒキ
  オオイヌタデ
  イヌタデ
  イシミカワ
  ハナタデ
  ママコノシリヌグイ
  アキノウナギツカミ
  ミゾソバ
  オオケタデ
  スイバ
  ヒメスイバ
  アレチギシギシ
  ギシギシ
  サクラタデ
  ヤナギタデ
  シロバナサクラタデ
  タニソバ
  ボントクタデ
  ミチヤナギ
  イブキトラノオ
  クリンユキフデ
  ハルトラノオ
  ムカゴトラノオ
  ツルソバ
  ミヤマタニソバ
  ノダイオウ
  コギシギシ
  ウラジロタデ
  オンタデ
  シャクチリソバ
  ツルタデ
  ジンヨウスイバ
  ナガバノヤノネグサ
  ナガバノウナギツカミ
  サデクサ
  ツルドクダミ
  タカネスイバ
  ナンブトラノオ
 

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