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| イソギク (キク科) Chrysanthemum pacificum |
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| キク科の場合,普通花と認識されている部分は花の集まり,すなわち花序で,植物学上は頭状花序,略して頭花と呼ばれる。花の実態はひとつひとつのしべのような部分や花びらのように見える部分である。 普通キク属の仲間は中心にしべのような筒状花,周辺に花びらのような舌状花がつくが,このイソギクは舌状花がない。頭花がすべて筒状花で成り立っているので,坊主頭のような印象に見える。 しかし,時々何の間違いか小さな舌状花がつくものがあり,ほかのキク属の仲間と根本的には同じ構造であることを示唆している。また,イエギクなどと交雑して舌状花が出ることもある。 キク属の野菊の多くは分布が限られているが,本種の分布は房総半島から御前崎付近までである。 |
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2003年11月12日 神奈川県三浦市
キャノンEOS-1Ds EF TS-E24mmF3.5L f16 絞り優先オート(-0.5) 1/64秒 ISO100 AWB AdobeRGB |
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