コシノコバイモ【植物検索・撮れたてドットコム】

コシノコバイモ

Fritillaria japonica var. koidzumiana
バイモ属
ENG=ユリ科 Liliaceae
APG=ユリ科 Liliaceae

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コシノコバイモはコバイモの仲間としては比較的個体数が多く目にする機会の多いもの。主に北陸地方に分布するが,中部地方の太平洋側や東北地方にも散発的に分布が知られている。
ほかのコバイモの仲間にはない特徴は花被片の縁に毛状突起があること。この特徴だけでコシノコバイモと確定できる。

【カレンダー・草木暦2024】

いがりまさし作品集


コシノコバイモ 2003年4月23日 新潟県栃尾市 alt.=185m

【漢字名】越の小貝母 【別名】コバイモ
【花期】4 5月 【分布】本州(東北,関東,中部) 【草丈】足首以下 足首
【環境】山地・低山,森林・林縁


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フォトエッセイ(野の花365日のコシノコバイモより)
日本のコバイモの中では,比較的簡単に見られるほうだろうか。日本海側の雪国に分布の中心があるが,時々例外的に太平洋側の山地で見られるこもある。
形態的にも特徴ははっきりしていて,花被片の縁にぎざぎざの突起がある。この特徴をもつコバイモはほかにない。
春の雪国の林床は,カタクリやキクザキイチゲといったどちらかというと西洋的な雰囲気のする花が多いが,そのなかでひときわ東洋的な雰囲気をもった野草である。


【見わけ方】
ミノコバイモは一部分布が重なり合うが,花被片の縁にぎざぎざの突起がないので識別できる。

コシノコバイモと同じ属の仲間(バイモ属)
ホソバナコバイモ
  ミノコバイモ
  アワコバイモ
  トサコバイモ
  イズモコバイモ
 
コシノコバイモと同じ科の仲間(ユリ科)
ヤブカンゾウ
  タカサゴユリ
  ヤブラン
  ムスカリ
  ジャノヒゲ
  ツルボ
  サルトリイバラ
  ホウチャクソウ
  チゴユリ
  ショウジョウバカマ
  ノカンゾウ
  ウバユリ
  オオウバユリ
  オニユリ
  オオバジャノヒゲ
  ヤマホトトギス
  エンレイソウ
  ネバリノギラン
  アサツキ
  ヤマラッキョウ
  ギョウジャニンニク
  シライトソウ
  カタクリ
  キバナノアマナ
  ツクシショウジョウバカマ
  エゾキスゲ
  ニッコウキスゲ
  コバギボウシ
  ヤマユリ
  ササユリ
  コオニユリ
  スカシユリ
  エゾスカシユリ
  マイヅルソウ
  キンコウカ
  クルマバツクバネソウ
  ヒメイズイ
  オオバタケシマラン
  タケシマラン
  ヤマジノホトトギス
  タマガワホトトギス
  オオバナノエンレイソウ
  ミヤマエンレイソウ
  アマナ
  アオヤギソウ
  シュロソウ
  ヒメニラ
  オオチゴユリ
  クロユリ
  イワギボウシ
  ミズギボウシ
  テッポウユリ
  クルマユリ
  ヤマトユキザサ
  ヒロハユキザサ
  イワショウブ
  チャボホトトギス
  ヒロハノアマナ
  ヒメエゾネギ
  ヒメアマナ
  ヒメショウジョウバカマ
  オゼソウ
 

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