カラスウリの仲間

Group Trichosanthes

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カラスウリの仲間は,日本に7種ほどあるが,よく見かけるのは次の3種。花冠裂片の長さや,葉の切れこみ,また昼間花が咲き残るかどうかなどがポイントになる。また,さらに,萼裂片の長さや形,種子の形なども種ごとにちがいがある。


カラスウリ
Trichosanthes cucumeroides

キカラスウリ
Trichosanthes kirilowii var. japonica

モミジカラスウリ
Trichosanthes multiloba

オオカラスウリ
Trichosanthes bracteata



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花冠裂片が長くレース状になる。明るくなる前に閉じてしまい,昼間開いていることはない。
花冠裂片は短い。昼間も開いている。
小型で,花冠裂片はごく短い。昼間も開いている。
花冠裂片は短い。昼間も開いている。


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普通3-5浅 中裂。時に,モミジカラスウリのように,深裂する個体もある。
ほとんど切れ込まないか,3-5浅 中裂。
深く切れ込む。
深く5裂するものから3裂するものまで変化が激しい。

液果

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液果

朱赤色に熟す。
黄色に熟す。
黄色に熟す。
朱赤色に熟す。

分布
東北地方南部から,四国,九州。
北海道(奥尻島),本州,四国,九州,奄美大島。
紀伊半島以西, 九州。
本州(近畿地方以西)、四国、九州、沖縄。
分布
同定のポイント
もっとも普通に見られる。花冠裂片がレース状に長くなる花が特徴。ただし,昼間は咲き残っていない。
カラスウリについでよく見られる。昼間も咲き残っている花は,花冠裂片が短い。
紀伊半島以西にしか見られない。葉が深く裂け,花は小型。
本州では少ない。キカラスウリに似ているが、花の下にある苞に鋭い鋸歯がある。
同定のポイント

カラスウリ
Trichosanthes cucumeroides

キカラスウリ
Trichosanthes kirilowii var. japonica

モミジカラスウリ
Trichosanthes multiloba

オオカラスウリ
Trichosanthes bracteata


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