人里に生えるタンポポの仲間

Group Taraxacum of Residencial Area

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人里や都市に生えるタンポポの仲間。まず,総苞外片の反りかえり方で,在来種と帰化種にわけることができる。ここのあげた在来種はすべてニホンタンポポとして1種にまとめる見解もある。地域によって特徴はあるが境界エリアではどちらともつかないものに出会うことも多い。


ヒロハタンポポ
Taraxacum longeappendiculatum

カントウタンポポ
Taraxacum platycarpum

カンサイタンポポ
Taraxacum japonicum

アカミタンポポ
Taraxacum laevigatum

セイヨウタンポポ
Taraxacum officinale


頭花

ヒロハタンポポ詳細画面へ

カントウタンポポ詳細画面へ

カンサイタンポポ詳細画面へ

アカミタンポポ詳細画面へ

セイヨウタンポポ詳細画面へ

頭花

あまり密でない。
あまり密でない。
あまり密でない。
在来種よりは密だが,セイヨウタンポポに比べると密でない。
密でポンポンという表現が当てはまる。

総苞

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カントウタンポポ詳細画面へ

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総苞

総苞外片は反りかえらず,内変は外片よりやや長い。外片には突起が出る。
総苞外片は反りかえらず,内変は著しく長い。外片にはやや突起が出る。
総苞外片は反りかえらず,内変は外片よりやや長い。外片には突起がない。全体に細く繊細。
総苞外片が反りかえる。
総苞外片が反りかえる。

そう果

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アカミタンポポ詳細画面へ


そう果




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頭果は総苞片がじゃまになって下部では開かず完全な球形にならない。


頭花は完全な球形になる。そう果は赤褐色。
頭花は完全な球形になる。そう果は淡褐色。

同定のポイント
東海地方を中心に分布する在来種。総苞内片が外片より少し長いだけで,外片に突起がある。
関東地方を中心に分布する在来種。総苞内片が著しく長く,やや突起がある。近年では少ない。
近畿以西に分布する在来種。総苞がほっそりして外片の突起がない。
近年では最も普通に見られる帰化種。総苞外片は反りかえり,そう果が赤褐色。頭花はセイヨウタンポポほどあまり密でない。
近年では少なくなった帰化種。総苞外片は反りかえり,そう果は淡褐色。頭花が密でポンポンという表現が当てはまるのも特徴のひとつ。
同定のポイント

ヒロハタンポポ
Taraxacum longeappendiculatum

カントウタンポポ
Taraxacum platycarpum

カンサイタンポポ
Taraxacum japonicum

アカミタンポポ
Taraxacum laevigatum

セイヨウタンポポ
Taraxacum officinale


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