カノツメソウは,山地の林の中に生える多年草。全体にほっそりしていて弱々しい感じがする。下部の葉は2回3出複葉。上部の葉は1回3出複葉になる。同じ頃,同じような場所にヤマゼリが花を咲かせるが,全体にがっしりした感じで花序の数も多くよく分岐する。小葉の形はカノツメソウが披針形で細いのに対して,ヤマゼリは卵形で幅広い。カノツメソウの方がより日陰に多い。西日本にはよく似たヒカゲミツバがある。 【風の花II 旅に咲く青いケシ 山下順子著】いがりまさしプロデュース カノツメソウ 2001年8月13日 北海道静内郡静内町 alt.=253m 【漢字名】鹿の爪草 【別名】ダケゼリ 【花期】8 10月 【分布】北海道・本州・四国・九州 【草丈】ひざ 腰【環境】山地・低山,森林・林縁
カノツメソウ 2001年8月13日 北海道静内郡静内町 alt.=253m
【漢字名】鹿の爪草 【別名】ダケゼリ 【花期】8 10月 【分布】北海道・本州・四国・九州 【草丈】ひざ 腰【環境】山地・低山,森林・林縁