ムカゴニンジン

Sium ninsi
セリ科 ヌマゼリ属

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ムカゴニンジンは,山地の湿地に生える多年草。
もっとも顕著な特徴は葉えきにむかごができること。セリ科であることとこのむかごを確認すればムカゴニンジンと確定してまずまちがいない。葉は羽状複葉だが3小葉状になるものもある。
よく似たものにはカノツメソウがあるが,小葉の鋸歯が粗くところどころ不規則に切れこむのに対して,ムカゴニンジンの小葉は,細かい規則的な鋸歯がある。林の中に生え,水辺とは限らない。
タニミツバもよく似ているが,葉えきにむかごはなく,総苞片はないかあっても1-2個。ムカゴニンジンには数個ある。本種と同じように羽状複葉だが,小葉の数が少なく3小葉状になるものが多い。小葉の鋸歯は本種よりさらに細かく,花序はごくまばら。日陰の水辺に生える。
なお,ムカゴニンジンの学名にSium sisarum L.が使われる文献も多いが,Yamazaki2001によると,この種はヨーロッパやロシアで広く野菜として栽培されているもので,野生のものはない。Sium ninsi L.との関係はよくわかっていない。
植物写真作例集
いがりまさし野の花撮影術


ムカゴニンジン 1996年9月18日 愛知県北設楽郡津具村

【漢字名】珠芽人参
【花期】8〜10月 【分布】北海道・本州・四国・九州 【草丈】腰〜胸
【環境】山地・低山,湿地・池沼


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