エゾノシシウドは,北地の海岸に生える多年草。厚みがあり葉脈のはっきりした葉は特徴的で,北海道から東北北部の海岸であれば,この質感でほぼこの種であることを確定できる。同じ属のミヤマゼンコやエゾヤマゼンコは山地性で海岸に生えることはなく,またエゾノシシウドは海岸から離れたところには生育しない。しかし,本種は変異に富む種で,エゾヤマゼンコ,ミヤマゼンコをともに同種内の変種にする説や,エゾヤマゼンコをエゾノシシウドの変種とし,ミヤマゼンコを独立種とする説,エゾヤマゼンコをミヤマゼンコの変種としエゾノシシウドを独立種とする説,また3種とも独立種として認める説などさまざまな見解がある。本サイトでは最近の見解(Yamazaki2001)に従って3種独立種説をとっている。, 【風の花II 旅に咲く青いケシ 山下順子著】いがりまさしプロデュース エゾノシシウド 1999年6月7日 北海道礼文島 alt.=2m 【漢字名】蝦夷の猪独活 【別名】エゾノハマウド 【花期】6 8月 【分布】北海道・本州(東北) 【草丈】ひざ 目【環境】原野・草原,岩場・礫地,海岸
エゾノシシウド 1999年6月7日 北海道礼文島 alt.=2m
【漢字名】蝦夷の猪独活 【別名】エゾノハマウド 【花期】6 8月 【分布】北海道・本州(東北) 【草丈】ひざ 目【環境】原野・草原,岩場・礫地,海岸