シラネセンキュウは,湿り気のある林の縁などに生える多年草。秋の低山地で湿り気のあるところに生えているのはシラネセンキュウのことが多い。平らで広い皿状になる花序が特徴のひとつ。もうひとつの大きな特徴は,茎葉が各節で内側に折れて半曲すること。同じような特徴をもつセリ科はほかにオオバセンキュウしかない。オオバセンキュウは,より草丈が高く人の背丈ほどになり,決定的な識別ポイントは小葉の鋸歯。シラネセンキュウは不規則に切れこみ重鋸歯になるが,オオバセンキュウは規則的で単純な鋸歯がある。オオバセンキュウの方がより高地に生え,より湿り気の多いところに生える傾向がある。 【風の花II 旅に咲く青いケシ 山下順子著】いがりまさしプロデュース シラネセンキュウ 1998年9月10日 山梨県大和村 【漢字名】白根川■ 【別名】スズカゼリ 【花期】8 10月 【分布】本州・四国・九州 【草丈】すね 胸【環境】山地・低山,森林・林縁
シラネセンキュウ 1998年9月10日 山梨県大和村
【漢字名】白根川■ 【別名】スズカゼリ 【花期】8 10月 【分布】本州・四国・九州 【草丈】すね 胸【環境】山地・低山,森林・林縁