エゾハタザオ【植物検索・撮れたてドットコム】

エゾハタザオ

Arabis pendula
ヤマハタザオ属
ENG=アブラナ科 Cruciferae
APG=アブラナ科 Brassicaceae/Cruciferae

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エゾハタザオは,紛らわしいものが多いヤマハタザオ属の中で,長角果がたれさがるというわかりやすい特徴をもつ種。
本州中部以北に生えるが,どこにでもあるというものではない。本州では石灰岩地帯で見かけることが多い。草地や草つきの岩場などに生える。
沿海州では都市の空き地などにも生えていることがある。

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エゾハタザオ 2001年8月16日 北海道足寄郡足寄町 alt.=230m

【漢字名】蝦夷旗竿
【花期】6〜8月 【分布】北海道・本州(東北,関東,中部,近畿) 【草丈】ひざ〜腰
【環境】人里・田畑,山地・低山,原野・草原


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フォトエッセイ(野の花365日のエゾハタザオより)
友人のNさんはヤマハタザオ属Arabisの専門家だ。たいていのヨーロッパの言語を理解し,日本の植物の学名についてはトップクラスの知識を持っていると聞いていた。
初めて会ったのは新潟空港。丸刈り,あごひげ,丸い眼鏡。その時はカーボーイハットをかぶって真紅のスーツケースを転がしていた。ルックスは植物学者というより前衛芸術家だ。
新潟空港に集まったのは,S教授の調査に同行するためだった。それから3週間,沿海州の植物採集行で文字どおり同じ釜のメシを食って過ごした。もっとも,実際には,メシではなくポテトやカーシャと呼ばれる蕎麦の実であることも多かった。
植物も楽しんだが,私もNさんもロシア初体験だったので,なにもかもがおもしろくてしょうがなかった。田舎町で食料を仕入れるためにバスが止まると,私とNさんは一目散にキオスクや露天商を見に走った。ロシア側の責任者は,はらはらしていたらしく,そのたびに学生がお目付け役としてついて来た。
初日の採集で,NさんはArabis属の植物を採集した。全草にビロード状の毛が生える,エゾハタザオにしては少し変わった個体だった。私は,日本でもエゾハタザオをまだ見たことがなかった。長角果が開出して垂れ下る様子は,今まで知っているヤマハタザオの仲間とは一見してちがうことだけはわかった。
Nさんはていねいに掘り取って新聞紙にはさんだ。丸い眼鏡の奥の瞳が一瞬輝いたのが印象的だった。

【ひとくちメモ】
この個体はまだ咲き始めで長角果が発達していないが,果実期には長角果が左右に開出シ垂れ下る。

エゾハタザオと同じ属の仲間(ヤマハタザオ属)
ヤマハタザオ
  エゾノイワハタザオ
  イワハタザオ
  ハマハタザオ
  スズシロソウ
  ハクサンハタザオ
  ハタザオ
  ミヤマハタザオ
  イブキハタザオ
  ウメハタザオ
  シコクハタザオ
  タチスズシロソウ
 
エゾハタザオと同じ科の仲間(アブラナ科)
セイヨウカラシナ
  セイヨウアブラナ
  ナズナ
  タネツケバナ
  コンロンソウ
  オオバタネツケバナ
  マメグンバイナズナ
  ハマダイコン
  イヌガラシ
  スカシタゴボウ
  ハルザキヤマガラシ
  ミチタネツケバナ
  タチタネツケバナ
  ジャニンジン
  マルバコンロンソウ
  イヌナズナ
  ワサビ
  ユリワサビ
  オランダガラシ
  ハナダイコン
  キレハイヌガラシ
  シロイヌナズナ
  セイヨウワサビ
  ヤマガラシ
  ミツバコンロンソウ
  ヒロハコンロンソウ
  オオケタネツケバナ
  ニシノオオタネツケバナ
  ミヤマタネツケバナ
  カラクサナズナ
  ホソエガラシ
  ミズタガラシ
  エゾワサビ
  アイヌワサビ
  エゾイヌナズナ
  シロウマナズナ
  ハクセンナズナ
  キバナハタザオ
  グンバイナズナ
  オオマルバコンロンソウ
  タカチホガラシ
  コシジタネツケバナ
  ハナタネツケバナ
  エゾノジャニンジン
  オクヤマガラシ
  トモシリソウ
  ナンブイヌナズナ
  タカネグンバイ
 

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