カラハナソウは,ビールの原料になるポップに近縁な植物である。都市周辺ではあまりなじみがないが、少し涼しい高原へ行くと、林の縁にいくらでもからみついている。低地のやぶではカナムグラが多いが、高原地帯では、それに交替するように、このカラハナソウが現れる。葉の形は、カナムグラが手のひらをひろげた感じとすれば、カラハナソウはあまりひろげずに出した手のひらである。しかし、生育段階によって葉の形は変化が多く、カラハナソウでも若い個体では、葉の縁が鋸歯のように切れ込むこともある。 果実は4-5cmの大きな卵形で、花の時期よりもよく目立つ。 【カレンダー・草木暦2024】いがりまさし作品集 カラハナソウ 1997年8月14日 長野県富士見町 【漢字名】唐花草 【花期】7 9月 【分布】北海道・本州(東北,関東,中部) 【草丈】ひざ 背丈以上(つる草)【環境】人里・田畑,山地・低山 カラハナソウ 切れ込んだ葉((長野県富士見町)) カラハナソウ ほとんど切れ込まないものもある(長野県富士見町) カラハナソウ 茎はわずかに下向きの刺がある(長野県富士見町) カラハナソウ 葉柄や葉の裏にかたい刺がある(長野県富士見町) カラハナソウ 葉の表面(長野県富士見町) カラハナソウ 葉の裏面には黄色の班点が多い(長野県富士見町)(長野県富士見町) カラハナソウ 果実(北海道浦河町) カラハナソウ 果実期 2002年9月16日 北海道浦河町 もっとくわしく⇒ 総合 拡大 詳細 比較 変異 群落 索引 検索 English Y listのカラハナソウ関連ページへ 図鑑jpのカラハナソウ関連ページへ カラハナソウと同じ属の仲間(カナムグラ属) 掲載種はありません。 カラハナソウと同じ科の仲間(クワ科) クワクサ カナムグラ ヤマグワ Copyright (C) 2001-2023 / MASASHI IGARI / All Rights Reserved. Last update = 22.Feb.2003 【もう一度検索】 【植物検索TOP】 【撮れたてドットコムTOP】 このページへのダイレクトリンク歓迎です メールアドレスを登録すると、全機能が使えるようになり、撮れたてドットコムからさまざまな情報を受け取れます。【いますぐ登録】
カラハナソウ 1997年8月14日 長野県富士見町
【漢字名】唐花草 【花期】7 9月 【分布】北海道・本州(東北,関東,中部) 【草丈】ひざ 背丈以上(つる草)【環境】人里・田畑,山地・低山