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ピントは点ではなく面で捉える
カテゴリー技術
レベル初級

サバノオ 大分県九重町 2011/04/17
Canon EOS 60D 90 (mm) iso=200 1/125 秒 F5 補正=0 (EV) 絞り優先AE

複数の花にピントの合う位置を探す

よく、ピントはどこに合わせますかと聞かれるのですが、多くの場合ピントを合わせる位置は一ヶ所ではありません。むしろ、何ヶ所かにピントを合わせられるカメラの位置を探すことから撮影が始まります。
特に、クローズアップになればなるほど、被写界深度が浅くなるので、この点に心を砕く必要が出てきます。
作例の場合jは、横に並んだ花のどれにもピントが合う位置を注意深く探してカメラをセットしました。絞り込んで被写界深度をあげると、バックのボケが台無しになります。絞りはf5程度で撮影しています。

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いくつもの花にピントの合わない被写体の場合はどうするかですが、そういう被写体は撮らないというのが、答えです。逆に言うと、きれいに咲いているだけでなく、撮影に好都合な被写体を探すことが重要になります。

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