ヤマジノタツナミソウは,山地の木陰に生えるやや稀なタツナミソウ属の多年草。 茎の毛が上を向くところなどはシソバタツナミソウに似ているが,毛はずっと細かく肉眼ではほとんど見えないほど。葉は質が薄く鋸歯が高く,表面に腺点があるのが特徴。毛もごくまばら。 花は花冠の下唇の切れこみが不明瞭なのもシソバタツナミソウなどとちがうところ。 分布はよく把握されていないが本州に限られ日本海側に多い。
【カレンダー・草木暦2024】 いがりまさし作品集
ヤマジノタツナミソウ 2003年6月12日 福井県大野市 alt.=475m
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【漢字名】山路の立浪草
【花期】5 6月 【分布】本州 【草丈】足首 すね 【環境】山地・低山,森林・林縁
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ヤマジノタツナミソウ 花序はまばら(福井県大野市) |
ヤマジノタツナミソウ 花正面(福井県大野市) |
ヤマジノタツナミソウ 花側面(福井県大野市) |
ヤマジノタツナミソウ 萼(福井県大野市) |
ヤマジノタツナミソウ 茎(福井県大野市) |
ヤマジノタツナミソウ 茎には上向きの毛が生えるがごく細かい(福井県大野市) |
ヤマジノタツナミソウ 葉は質が薄く鋸歯が粗い(福井県大野市) |
ヤマジノタツナミソウ 葉の表面に腺点があるのも特徴(福井県大野市) |
ヤマジノタツナミソウ 葉裏(福井県大野市) |
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