オランダイチゴの仲間

Group Fragaria

撮れたてドットコムのホームページへ


食用に栽培されるオランダイチゴの仲間。白い花と赤い実(果床)、3小葉が共通の特徴。花弁の数、花柄の毛の生え方、雄しべの長さなどがポイントになるが、多くは分布が隔離されているので、自生地からでも見当がつけられる。


ノウゴウイチゴ
Fragaria iinumae

シロバナノヘビイチゴ
Fragaria nipponica

エゾクサイチゴ
Fragaria yezoensis



ノウゴウイチゴ詳細画面へ

シロバナノヘビイチゴ詳細画面へ

エゾクサイチゴ詳細画面へ



花弁は7-8枚。
花弁は5枚。
花弁は5枚。

花柄の毛

シロバナノヘビイチゴ詳細画面へ

エゾクサイチゴ詳細画面へ

花柄の毛


斜上する。
開出する。

分布
北海道、本州(伯耆大山まで、主に日本海側)。深山〜高山。
本州(宮城県〜中部地方、主に太平洋側)。深山〜高山。
北海道東南部の低地の草地。
分布
同定のポイント
シロバナノヘビイチゴににているが、花弁が7-8枚と数が多いのが特徴。小葉の鋸歯も鋭い。また、分布も日本海側で、太平洋側に多いシロバナノヘビイチゴと棲みわけている。
ノウゴウイチゴとは、花弁の数がちがうので見わけられる。エゾクサイチゴとはよく似ているが、自生地がちがうほか、葉柄の毛の生え方がちがう。
北海道には、よく似たエゾノヘビイチゴが帰化している。本種は雄しべが長く雌しべ群よりはっきり上に出るが、エゾノヘビイチゴは雄しべが短く雌しべ群とほぼ同じ高さになる。
同定のポイント

ノウゴウイチゴ
Fragaria iinumae

シロバナノヘビイチゴ
Fragaria nipponica

エゾクサイチゴ
Fragaria yezoensis


Copyright (C) 2001-2004 / MASASHI IGARI / All Rights Reserved. Last update = 24.Feb.2003
【もう一度検索】