モウセンゴケの仲間

Group Drosera

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モウセンゴケの仲間は、すべて食虫植物。葉に腺毛があり、虫が来るとこの腺毛が動いて虫を捕まえる。葉がロゼット状になるモウセンゴケの仲間と、枝を分けるイシモチソウの仲間に分けられる。モウセンゴケの仲間は、葉と葉柄の形が大きなポイントになるが、特に、トウカイコモウセンゴケとコモウセンゴケのちがいは微妙。厳密な識別は、葉柄の形よりも、托葉の裂け方を見るのがいいが、顕微鏡レベルの観察が必要になるので、ここでは触れないことにする。


モウセンゴケ
Drosera rotundifolia

トウカイコモウセンゴケ
Drosera tokaiensis

イシモチソウ
Drosera peltata var. nipponica



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スプーン形で葉柄がはっきりしている。赤みを帯びることが多い。葉はやや立ち上がる。
さじ形で葉柄がはっきりしない。強く赤みを帯びる。葉は、地面にぴったり沿うように展開する。
半円形で葉柄ははっきりして長い。緑色。


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白色。枝の先端にさそり形の花序をつくり、ひとつずつ咲く。
紅紫色。枝の先端にさそり形の花序をつくり、ひとつずつ咲く。
白色。茎の途中から枝を分け、その先に花序をつくる。

似た仲間
ナガバノモウセンゴケは、葉が長いヘラ状。北海道や尾瀬など高層湿原に生える。
コモウセンゴケは、トウカイコモウセンゴケよりさらに葉柄が不明瞭で、葉が緑色のことが多い。トウカイコモウセンゴケは、コモウセンゴケとモウセンゴケの雑種起源といわれる。
ナガバノイシモチソウは、葉が細く線状になる。
似た仲間

モウセンゴケ
Drosera rotundifolia

トウカイコモウセンゴケ
Drosera tokaiensis

イシモチソウ
Drosera peltata var. nipponica


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