マルバコンロンソウとオオマルバコンロンソウ

Group Cardamine arakiana

オオマルバコンロンソウは、特徴の顕著な種で、普通は見誤られることは少ないが、貧弱なマルバコンロンソウと誤認されるケースもあるので、細部を比較しておく。

	マルバコンロンソウ Cardamine tanakae	オオマルバコンロンソウ Cardamine arakiana
葉			葉
	普通、側小葉の2対以上の葉が出るが、個体によってはすべて3小葉のこともある。	普通3小葉。大きな個体では、羽状複葉の葉が出ることもある。
長角果			長角果
	有毛。	無毛。
茎と葉柄の基部			茎と葉柄の基部
	茎には毛が密生し、葉柄の基部には付属体がある個体とない個体がある。	茎には毛が散生し、葉柄の基部には付属体がない。
分布	本州～九州。普通。	本州近畿以西、四国、九州。稀。	分布
	マルバコンロンソウ Cardamine tanakae	オオマルバコンロンソウ Cardamine arakiana