フジハタザオの仲間

Group Arabis serrata

撮れたてドットコムのホームページへ


フジハタザオは変異の多い種で、多くの変種、品種にわけられている。各地のものを観察すると、確かに表のようなゆるやかな分類群は認められるが、それぞれのちがいは微妙で識別は難しい。分布域で判断するのが現実的。


フジハタザオ
Arabis serrata

イワハタザオ
Arabis serrata var. japonica

エゾノイワハタザオ
Arabis serrata var. glauca

シコクハタザオ
Arabis serrata var. sikokiana

ウメハタザオ
Arabis serrata var. japonica forma grandiflora

イワテハタザオ
Arabis serrata var. japonica forma fauriei


分布
富士山の砂礫地。
本州中北部の山地。
本州北部、北海道の山地。
本州(関東以西)、四国、九州の山地。
本州中部の高山帯。
本州北部の高山。
分布
特徴
学名上の基本種。葉の鋸歯が深く、根生葉のはごく短い。
フジハタザオに比べると、葉の鋸歯が浅く、根生葉の柄は長い。2分岐毛は柄がない。
イワハタザオより大型で 、根生葉の2分岐毛はかたくて柄があるといわれるが、北海道や本州北部でも、柄のない2分岐毛に生えるものに出会うことがある。根生葉の柄はイワハタザオよりさらに長い。
イワハタザオより大型で、根生葉の柄がさらに長いといわれるが、そうでない個体もある。花柄が長く、花序がまばらに見えることが多い。
茎葉は長楕円形で切れこみはごく浅い。全草に比べて花が大きい。
ウメハタザオに似ているが、花や長角果が小さい。
特徴

フジハタザオ
Arabis serrata

イワハタザオ
Arabis serrata var. japonica

エゾノイワハタザオ
Arabis serrata var. glauca

シコクハタザオ
Arabis serrata var. sikokiana

ウメハタザオ
Arabis serrata var. japonica forma grandiflora

イワテハタザオ
Arabis serrata var. japonica forma fauriei


ハタザオの仲間へ

Copyright (C) 2001-2004 / MASASHI IGARI / All Rights Reserved. Last update = 24.Feb.2003
【もう一度検索】