ヤマホタルブクロは,山地の林縁や崩壊地に生える多年草。この花に蛍を入れたらさぞ美しいだろう。そんな想像をかきたてられる名前に花である。ところが名前の由来には,蛍袋と火垂袋の2説がある。「火垂」とは提灯のことだ。どちらが正しいかははっきり決められないが,蛍を見ることが少なくなった現代人としては,かつての自然豊かな里山のイメージを前者の由来に託したくなるところだ。林縁や崩壊地に生える多年草。基本種のホタルブクロは萼の付属体が反り返る。ホタルブクロの方が分布はひろいが,中部地方ではヤマホタルブクロのほうをよく見かける。地域によって白花ばかりの地域もある。また,高山帯の礫地では,足首ほどの草丈で花を咲かせていることもある。 【COMPACT BIBLE 日本のネコノメソウ】 いよいよ刊行!予約部数印刷方式のため予約必須今すぐ予約!! ヤマホタルブクロ 2003年7月17日 山梨県東山梨郡大和村 alt.=1277m 【漢字名】蛍袋,火垂袋 【別名】ホンドホタルブクロ 【花期】5 8月 【分布】本州(東北,関東,中部,近畿) 【草丈】足首 腰【環境】山地・低山,森林・林縁
ヤマホタルブクロ 2003年7月17日 山梨県東山梨郡大和村 alt.=1277m
【漢字名】蛍袋,火垂袋 【別名】ホンドホタルブクロ 【花期】5 8月 【分布】本州(東北,関東,中部,近畿) 【草丈】足首 腰【環境】山地・低山,森林・林縁