イワイチョウ

Fauria crista-galli
ミツガシワ科 イワイチョウ属

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イワイチョウは,多雪地の亜高山帯以上に生える多年草。葉の形がイチョウの葉に似ているというのが名の由来だが,あまり似ているとはいえない。しかし,独特の形をした葉は似たものがなく,花がなくても識別はたやすい。
見まちがえる心配のあるようなよく似た種はないが,同じミツガシワ科のミツガシワは,花は円錐形の房状の花序を作り,葉は3小葉なので容易に識別できる。
花には柱頭が長く雄しべの短い長花柱花と,雄しべが短く柱頭の長い短花柱花があり,個体によってちがっている。こういったシステムを異型花柱性と呼び自家受粉を避けるためのシステムと考えられている。ミツガシワ科だけでなく多くの植物で見られる。
イワイチョウはイワイチョウ属に分類されるが本種1種だけのかわった属。北アメリカ北西部と日本列島,南千島に分布するが,太平洋をはさむようにして両側に隔離しているのは興味深い分布である。

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イワイチョウ 2003年7月13日 秋田県秋田駒ヶ岳 alt.=1519m

【漢字名】岩銀杏 【別名】ミズイチョウ
【花期】6〜8月 【分布】北海道・本州(東北,関東,中部) 【草丈】足首〜ひざ
【環境】高山・亜高山,湿地・池沼

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イワイチョウ 短花柱花。普通花冠は5裂する。(秋田県秋田駒ヶ岳) イワイチョウ 4裂する花冠もある。これも短花柱花(秋田県秋田駒ヶ岳) イワイチョウ 花側面(秋田県秋田駒ヶ岳) イワイチョウ 花冠の裂片の縁は独特の波打ち方をする(秋田県秋田駒ヶ岳) イワイチョウ 短柱頭花の柱頭と雄しべ(秋田県秋田駒ヶ岳) イワイチョウ 葉(秋田県秋田駒ヶ岳) イワイチョウ 葉1枚(秋田県秋田駒ヶ岳)

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