テリハノイバラは,ノイバラの仲間で葉に光沢があり,茎が地面を這う特徴がある。ノイバラに比べて花は大型で,複葉は小葉の幅が広く,重なり合うようにつくのも特徴のひとつ。また,名のとおり光沢も強い。海岸に多いが,海岸から離れても,河原や山地の崩壊地などに生育することがある。
【風の花II 旅に咲く青いケシ 山下順子著】 いがりまさしプロデュース
テリハノイバラ 2008年6月19日 愛知県豊橋市
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【漢字名】照葉野薔薇
【花期】5 6月 【分布】日本全土 【草丈】足首以下 すね 【環境】人里・田畑,山地・低山,河原・渓流,原野・草原,岩場・礫地,海岸
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テリハノイバラ 花はノイバラの仲間では大きめ(愛知県豊橋市) |
テリハノイバラ 柱頭と雄しべ(愛知県豊橋市) |
テリハノイバラ 花柱に毛が生えるのはノイバラとの違い(愛知県豊橋市) |
テリハノイバラ 花背面(愛知県豊橋市) |
テリハノイバラ 複葉。ほかのノイバラの仲間に比べて,光沢が強く,小葉の幅が広く重なりあうようにつくのが特徴のひとつ(愛知県豊橋市) |
テリハノイバラ 葉表(愛知県豊橋市) |
テリハノイバラ 葉裏(愛知県豊橋市) |
テリハノイバラ 葉軸の裏にある刺と腺(愛知県豊橋市) |
テリハノイバラ 托葉は幅が広くて緑色(愛知県豊橋市) |
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