ハナチダケサシは,信州の高原地帯などで草地や林の縁に咲く多年草。基本種のトリアシショウマや変種のアカショウマに似ているが,花序が密で先があまり垂れず,花弁が長く雄しべの倍以上ある。トリアシヨウマなどは林縁に生えていることが多いが,ハナチダケサシは日当たりのよい草地でも目にすることが多い。 【風の花II 旅に咲く青いケシ 山下順子著】いがりまさしプロデュース ハナチダケサシ 1997年7月25日 山梨県櫛形山 【漢字名】花乳茸刺 【花期】7 8月 【分布】本州(関東,中部) 【草丈】すね 腰【環境】山地・低山,原野・草原 ハナチダケサシ 花序はコンパクトで密。先があまり垂れない(山梨県東山梨郡牧丘町) ハナチダケサシ 花。花弁は雄しべの倍以上と長いへら形で、基部の柄の部分も長い(山梨県東山梨郡牧丘町) ハナチダケサシ 花序の枝。毛が密生する(山梨県東山梨郡牧丘町) ハナチダケサシ 茎(山梨県東山梨郡牧丘町) ハナチダケサシ 複葉。3回3出(山梨県東山梨郡牧丘町) ハナチダケサシ 小葉の基部は浅い心形 くさび形(山梨県東山梨郡牧丘町) ハナチダケサシ 葉表(山梨県東山梨郡牧丘町) ハナチダケサシ 葉裏(山梨県東山梨郡牧丘町)
ハナチダケサシ 1997年7月25日 山梨県櫛形山
【漢字名】花乳茸刺 【花期】7 8月 【分布】本州(関東,中部) 【草丈】すね 腰【環境】山地・低山,原野・草原