ハルジオンを撮る

春・人里


色空間とWeb

色空間というのは,デジタルカメラが表現できる色域のこと。主なものに,sRGBとAdobeRGBがある。AdobeRGBの方が広いが,モニタ画面では表現できない色域も含まれる。そのため一般的なWebブラウザやモニタはsRGBに準拠するものが多い。以前は,AdobeRGBの扱いは難しく,色が鮮やかなためかえって不自然な色になりやすかった。そのため,花やポートレートなどではsRGBを使う人も多かったが,最近ではカメラ側の色作りが向上してAdobeRGBのメリットが増えてきた。問題は,Web用に画像を加工する時だ。参考のためにいくつかの方法を比較してみた。


ハルジオン 写真1


AdobeRGBのままJPG保存したもの。なんとなく色のりが悪い。

【撮影日】2008/5/27 【撮影地】神奈川県箱根町
CanonEOS 40D タムロンSP 90mmF2.8
f5.0 絞り優先オート+6.7 AWB AdobeRGB

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ハルジオン 写真2


sRGBに変換してからJPG保存したもの。写真1と大差ない。

【撮影日】2008/5/27 【撮影地】神奈川県箱根町
CanonEOS 40D タムロンSP 90mmF2.8
f5.0 絞り優先オート+6.7 AWB AdobeRGB

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ハルジオン 写真3


sRGBに変換してからWeb用に最適化してJPG保存したもの。特に,黄赤系の色乗りがよくなり,Web上で見ても元画像の雰囲気が出た。

【撮影日】2008/5/27 【撮影地】神奈川県箱根町
CanonEOS 40D タムロンSP 90mmF2.8
f5.0 絞り優先オート+6.7 AWB AdobeRGB

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