ヒメオオイワボタンは大陸に自生するオオイワボタンの変種で、 徳島県のごく狭い範囲に数か所の自生地が知られていました。 1997年に記載されるまで未知の分類群でした。
もともと個体数は多くありませんでしたが,現地は2010年頃からニホンジカの食害が急速に進み、一気に減少が進みました。 2025年の調査で、見つかった集団はわずか2か所で、個体数は開花個体が1個体、未開花個体が10個体前後と大変少なく、 放置すれば数年のうちに絶滅してしまう懸念があります。
この状況を現地で目の当たりにしたいがりと牧は、 早急に保全策をとるために徳島県在住の山城、内藤に協力を求め、 さらに記載者である若林三千男先生にも顧問をお願いし、 2025年7月に「ヒメオオイワボタン保全連絡協議会」を立ち上げました。