レベルについて
About level

このシステムでは、各植物について、出会う頻度順に5段階のレベルを設けています。

 

検索結果画面では、種のレベルが表示されます。

これは、個体数、分布、見つけやすさ、見わけやすさ、などを総合的に判断してランクづけされています。

初心者が、目の前にある植物を検索するとき、まず、稀な種類をのぞいて調べるというような使い方をしていただくために、この項目をつくりました。

しかし、こういった要素を厳密に客観化するのはたいへん困難で、著者の主観を排除するのは事実上不可能です。

その点を、配慮した上で有効に活用してください。
おおよその基準は以下の通りです。

1 人里でごく普通に見られ、かつ、分布域が広いもの。
2 人里でやや普通に見られるもの。分布に偏りはあるが、分布域では広範囲に普通に見られるもの。また、山地でごく普通に見られるが、人里ではほとんど見られないもの。
3 山地でやや普通に見られるもの。人里でやや稀に見られるもの。個体数はやや少ないものの、全国的な分布域をもつもの。高山植物のなかでも、分布が広く個体数の多いもの。
4 やや稀なもの。分布が限られているもの。高山植物で、分布がやや限られるものの、分布域内では個体数が多いもの、または、分布は広いが個体数はやや少ないもの。
5 分布がごく限られるもの。個体数が著しく少ないもの。

 


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