ウメバチソウの仲間

Group Parnassia

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花弁の切れこみの有無でウメバチソウの仲間とシラヒゲソウの仲間にわけられる。花の内部に、仮雄しべというマッチ棒のような部分があり、ここの裂け方が大きなポイントになる。


ウメバチソウ
Parnassia palustris var. multiseta

ヒメウメバチソウ
Parnassia alpicola

シラヒゲソウ
Parnassia foliosa var. nummularia

オオシラヒゲソウ
Parnassia foliosa var. japonica



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シラヒゲソウ詳細画面へ



径2-2.5cm。花弁は先が丸く切れ込まない。花弁に柄はない。
径1cm。花弁は先がややとがり、切れ込まない。花弁に柄がある。
径2-2.5cm。花弁は糸状に裂ける。
径3-3.5cm。花弁は糸状に裂ける。

仮雄しべ

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仮雄しべ

15-22裂し、糸状。
3-5裂。
3裂。
3裂。

分布
北海道〜九州。山地の草原や湿地。
本州中北部。高山の草地。日本海側に多いが、産地はやや限られる。
本州〜九州。山地の湿地。
秋田県〜兵庫県。日本海側の湿地。
分布
同定のポイント
ヒメウメバチソウとは、花の大きさで一目瞭然だが、まぎらわしい場合は花弁の柄の有無を確認する。エゾウメバチソウは仮雄しべが9-13裂し、北海道と本州北部に分布する。また、コウメバチソウは花が径1cmほどで、高山に分布し、仮雄しべは7裂ほど。
ウメバチソウと識別するのは、花弁の柄の有無だが、それ以前に花が小さく繊細なので見当がつく。
花弁が切れていれば本種か、変種のオオシラヒゲソウ。茎葉の数が多く4-6個。
シラヒゲソウより全体に大型で、茎葉の数が2-4個と少ない。日本海側の地方で見るシラヒゲソウは、本種と考えるのが現実的。
同定のポイント

ウメバチソウ
Parnassia palustris var. multiseta

ヒメウメバチソウ
Parnassia alpicola

シラヒゲソウ
Parnassia foliosa var. nummularia

オオシラヒゲソウ
Parnassia foliosa var. japonica


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