ヘビイチゴの仲間

Group Duchesnea

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黄色い花で赤いイチゴのような実をつける仲間。イチゴの中味にあたる部分は果床と呼ばれ、果実期ならこの部分の光沢の有無が最も確実なポイントになる。花の時期なら、葉の形や色、副萼片の大きさに着目する。このほか、キジムシロの仲間もよく似ているので注意が必要である。属レベルの見分け方としては、キジムシロ属では萼片と副萼片がほぼ同じ大きさ、形である点、果実がイチゴ状にはならない点などがあげられる。特に、ヒメヘビイチゴは、生育環境や匐枝の伸ばし方など、ヘビイチゴ属に似た点が多いので要注意である。


ヘビイチゴ
Duchesnea chrysantha

ヤブヘビイチゴ
Duchesnea indica


果実

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果実

果床には光沢がなく、ピンク色。
果床に光沢があり、鮮やかな赤色。


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小葉は倒卵形〜円形で、明るい緑色。側裂片がさらに切れ込むこともある。
小葉は倒卵形〜楕円形で暗緑色。


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副萼片は萼片よりやや大きい程度で目立たない。
副萼片は萼片より著しく大きく、えりまきのようになってよく目立つ。

生育環境
比較的明るい草地、田の畔など。全国に分布。
林の縁など半陰地に多い。関東以西〜沖縄。
生育環境
その他の特徴
花は一斉に咲き、花と実を同時に見ることはない。
花は少しずつ咲き、花と実が同時に見られることもある。
その他の特徴

ヘビイチゴ
Duchesnea chrysantha

ヤブヘビイチゴ
Duchesnea indica


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