オオイヌノフグリは,道端に春を告げる野草のひとつとしてすっかり親しまれているが,もともとは地中海原産で日本在来の野草ではない。花期が早く,二三日ぽかぽかした日が続いたかと思うと,目のさめるようなコバルトブルーをあちこちで見かけるようになる。日本にはもともとイヌノフグリというよく似た在来種があったが,オオイヌノフグリに押されるようにして現在では稀な植物になってしまった。近縁の帰化種が在来種を追いやる例はほかにもあるが,オオイヌノフグリはその代表例ともいえる。イヌノフグリの名の由来は,刮ハが犬の睾丸に似ているということから来ているが,オオイヌノフグリの刮ハはやや扁平であまり似ていない。在来のイヌノフグリの刮ハを見ると,より丸みが強く名の由来に納得させられる。よく似たタチイヌノフグリはずっと小型で花冠裂片の先がとがる。イヌノフグリも本種よりは小型で,花は紅紫色。 植物写真作例集 いがりまさし野の花撮影術 オオイヌノフグリを撮る オオイヌノフグリ 2003年4月4日 東京都八王子市 alt.=336m 【漢字名】大犬の睾 【花期】11〜6月 【分布】日本全土(帰化植物) 【草丈】足首以下〜すね【環境】人里・田畑,原野・草原,岩場・礫地,都市・市街地 花は目のさめるようなコバルトブルー(東京都八王子市) 花背面(東京都八王子市) 刮ハ。イヌノフグリに比べると扁平(東京都八王子市) 葉(東京都八王子市) 葉表(東京都八王子市) 葉裏(東京都八王子市) もっとくわしく⇒ 総合 拡大 詳細 比較 変異 群落 索引 検索 English このほかのクワガタソウ属 フラサバソウ ヤマクワガタ このほかのゴマノハグサ科 マツバウンラン ムラサキサギゴケ エダウチスズメノトウガラシ ウリクサ クガイソウ ヤマウツボ キクモ ミヤマママコナ ママコナ ミゾホオズキ セイヨウヒキヨモギ トモエシオガマ コシオガマ キュウシュウコゴメグサ ホウライシソクサ スズメノトウガラシモドキ オニシオガマ トウテイラン ゴマノハグサ ヒキヨモギ ツシマママコナ ホソバママコナ ルリトラノオ Copyright (C) 2001-2008 / MASASHI IGARI / All Rights Reserved. Last update = 26.Feb.2003 【もう一度検索】 【植物図鑑TOP】 【撮れたてドットコムTOP】
オオイヌノフグリ 2003年4月4日 東京都八王子市 alt.=336m
【漢字名】大犬の睾 【花期】11〜6月 【分布】日本全土(帰化植物) 【草丈】足首以下〜すね【環境】人里・田畑,原野・草原,岩場・礫地,都市・市街地