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GPSデータの作成
1.GPSからダウンロード


カシミールでGPSからダウンロード

GPSデータの作成はふたとおりあります。ひとつはGPSを使って作成する方法です。もっとも基本的な方法です。GPSからデータをダウンロードするプログラムはいろいろありますが,ここではフリーソフトのカシミール3Dを使います。


1.Garmin社のGPSをPCにつなぐには専用のケーブルが必要です。このケーブルはRS232Cのシリアルポート(右)でPCと接続します。多くのデスクトップ機には今でもこのシリアルポートがついているので問題ありませんが, 最近のノートPCではついていないものが主流です。その場合にはRS232CをUSBに変換するケーブルが必要になります。私が使っているのはELECOMのUC-SGT です。この手の変換ケーブルは環境によって作動するものとそうでないものがあるようですので,注意してください。

 

2.デスクトップにある次のアイコンをダブルクリックしてカシミールを立ち上げます。(カシミールのインストールについてはカシミール3Dのホームページをご覧ください)

 

3.「通信」→「GPSからダウンロード」→「ウェイポイント」を選びます。

 

4.次の画面があらわれます。
「通信ポートは」GPSが接続されているポートです。RS232Cに直接つながっている場合はCOM1か2。変換ケーブルを使っている場合には3以上になることが多いです。
GPSの標高データを使う,はチェックしないことをおすすめします。
測地系は「WGS84」にしておくのが無難です。

 

5. 選んだ通信ポートになにもつながっていない場合には右のメッセージが出ます。通信ポートを選びなおしてもう一度開始ボタンを押します。

 

6.このメッセージが出る場合には通信ポートにGPS以外のものがつながっているか,もしくはGPSの電源が入っていないなど通信に支障がある場合です。GPSを再起動したりつなぎなおしてみることで通信できることもあります。

 

7.ダウンロードが始まると右の画面が出ます。

 

8.ダウンロードが完了した時に出るメッセージです。

 

9.以下の画面が出るので「カシミールへ保存」のボタンを押し,「ウェイポイント」を選びます。

 

10.以下のメッセージが出ますので「OK]ボタンを押してください。

 

11.「地図から標高を求めて書き換える」にチェックを入れたままにしてください。以上でダウンロードは成功です。「アップロード/ダウンロードリスト」を閉じます。

 

12.メインメニューの「ファイル」→「GPS各種ファイルに書き出す」を選んでください。

 

13.以下のメッセージが出ますので「OK」を押してください。

 

14.ウェイポイントをダブルクリックします。

 

15.ダウンロードされたウェイポイントが一覧されますので,必要なウェイポイントを選択します。

一定の範囲を選択するには,「Shift」キーを押しながら選択します。

すべてを選択する場合には「Ctrl」キーを押しながら「A」キーを押します。

 

16.GPSデータエディタの「ファイル」→「GPSデータを書き出す」を選びます。

 

17.保存場所が示されます。ここではとりあえずデスクトップに保存します。適当なファイルネームをつけて,ファイルの種類を「WPT]にします。保存するデータの測地系は「WGS84」になっていればOKです。「保存」ボタンを押します。

 

18.デスクトップに新しくWPTファイルが作成されました。以上でGPSデータの作成は終了です。

特にGarmin社のe-Trexをお使いの場合,次のサイトが参考になります。 Garmin eTrex「はじめの一歩」